恋愛温度、上昇中!
ランチタイムになって、携帯が鳴った。
『紗織?近くまで来てるからランチ行くわよ』
既に決定事項なのはいつものことで。
『あんたに魅惑的な下着がデザイン出来るのかしら』
なんて言ってくれる、友人の祥子。長い付き合いだし、私がこの会社に就職した時に笑い飛ばしたのも彼女。
私の都合は気にしないのはいつもの事。まあ基本的に断るような都合もないのもいつもの事だけど。
近くのカフェで、先に着いているらしい祥子と待ち合わせた。