強くて鈍感な彼女?!
ー次の日ー
微妙な心境で席に着いて俺の友達の沖田颯斗(オキタ ハヤト)と話していると早速由利が話しかけてきた。
「風太ぁ〜!昨日はどうだった?」
俺は、颯斗と話すのをやめ由利の方を向いた。
「別にー。
お前が期待してるような事は何1つ起こらなかったけどな。」
「何それ。面白くないなぁ。まぁ、梓の事だから半分は期待してなかったけどね。」
そういうと由利は梓の方へ行ってしまった。
すると隣で見ていた颯斗が驚いた表情をして
「お、お前福池と知り合い?」
と聞いてきた。
「あぁ?中学からの幼なじみだけど…」
「付き合ってんの?」
「まさかそんな訳ないだろ!あんなドS女こっちからお断りだぜ。」
「そうかぁ〜よかった〜!」
「えっ?何?お前もしかして…」
「そう!俺1年の時から福池の事が好きなの♪」