強くて鈍感な彼女?!



「おはよー由利」



「ん。おはよー」



由利にはちゃんと言えるのに、どうして風太さんにはちゃんと言えないんだろう…。












あっ!





きっと初めて呼ぶからかな…?



うん!きっとそうだ♪




颯斗君も来た。



「由利ちゃん、梓ちゃんおはよ!」



「おはようー…」


「…」



「あれ?由利ちゃん朝から不機嫌だね?どうしたの?」



ヤバイッ!由利がまたキレそうだ…



「由利!落ち着いて!朝はスマイルだよ?」



私はテンパってしまい全く意味の分からないフォローをすると、由利が険しい表情から少し緩んだ表情へと変わりホッと息を撫で下ろす。



< 20 / 71 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop