強くて鈍感な彼女?!



〜風太Side〜


今朝の目覚めは最悪だった。



ベッドを落ちて起床。



朝ごはんは、お世辞にもちょっとこげたとは言いにくい真っ黒の食パンを食べた。



寝癖を直している間に、時間は遅刻ペースへ突入。



走って教室に入ると、颯斗が由利に言い寄っているのを如月が止めている所だった。



2人を止める為にまず2人に挨拶をした後、少し緊張しながら最後に如月に挨拶した。






「おはよ。如月」



いつもとは違う雰囲気で、俺の目を見ながら


「おはよう。風太」

















…ん?



俺はもしかしてまだ夢の中なのか?




そうだよな。


だって朝からこんなに最悪な奴なんて漫画の中でしか見た事ないし…。


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