強くて鈍感な彼女?!
「梓ー!」
如月の後ろから1人の女子が歩いてくる。
「あっ!由利!どこにいたの?」
由利と呼ばれた女子は、俺や梓と同じく2年2組のクラスメイトの福池由利(フクイケ ユリ)。
いつも如月と行動している奴。
俺とは中学が同じだった。
「どこにいたの?じゃないでしょ。トイレって言ったじゃん。…ん?これは何の騒ぎ?
それにどうして風太と梓が話してんの?」
「何の騒ぎかは知らないけど、腕相撲大会してて面白そうだったから参加したら高杉さんに勝っちゃって強いですねって言ってたところ。」
「それだよ。」
「…へっ?」
由利は混乱している如月をよそに呆然と2人を見つめていた俺に話し掛けてきた。
「風太。」
「え?」
「梓に負けても落ち込まないで。負けるのが普通だからね。
再挑戦とかも無謀だからやめときな。」
そう言うと由利は如月を連れて教室を出て行った。
如月の後ろから1人の女子が歩いてくる。
「あっ!由利!どこにいたの?」
由利と呼ばれた女子は、俺や梓と同じく2年2組のクラスメイトの福池由利(フクイケ ユリ)。
いつも如月と行動している奴。
俺とは中学が同じだった。
「どこにいたの?じゃないでしょ。トイレって言ったじゃん。…ん?これは何の騒ぎ?
それにどうして風太と梓が話してんの?」
「何の騒ぎかは知らないけど、腕相撲大会してて面白そうだったから参加したら高杉さんに勝っちゃって強いですねって言ってたところ。」
「それだよ。」
「…へっ?」
由利は混乱している如月をよそに呆然と2人を見つめていた俺に話し掛けてきた。
「風太。」
「え?」
「梓に負けても落ち込まないで。負けるのが普通だからね。
再挑戦とかも無謀だからやめときな。」
そう言うと由利は如月を連れて教室を出て行った。