強くて鈍感な彼女?!



ー由利Sideー

*中学1年生*





今日も帰る約束をしていた私は、教室で新島先輩が来るのを待つ事になっていたがさっきまであんなに騒がしかった教室が急に寂しくなったので、先輩の教室まで行く事にした。






「新島先輩のクラスは…確か3年3組だったかな?」




私は先輩を驚かせようとして、静かに教室に近づいていった。


















近くまで来ると先輩と他の男子達が話している声が聞こえた。




「………だろ………………し……」









よく聞こえない。


もう少し近づこう。




私は、会話が気になり教室のドアにペタリとくっついて耳をあてた。


< 51 / 71 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop