強くて鈍感な彼女?!
それから、4人はずっと一緒に過ごしていた。
颯斗が何度か出血しそうになったが、笑いが絶えない1日だった。
ー放課後ー
「由利ー!帰ろ?」
「ごめん!放課後は用事があって無理なんだ…また風太と一緒に帰ってもらってもいい?」
「うん?風太ぁー!」
「何?」
「由利が用事があるから、また2人で帰ってほしいって…」
「颯斗は?」
「私は、颯斗君に用事があるの。」
如月と俺は、何の用事かは分からなかったが問い詰めることはしなかった。
「じゃあな。颯斗。由利。」
「2人共ばいばーい!」
「「バイバイ!」」
教室には、颯斗と由利が2人っきり。