誰よりも愛してる


「俺、ずっと君に下心があったんだ…。

初めて君を見た時から、どうやったら近づけるかな?とか考えてたし…。」


「どういう意味…ですか?」


「飲み会の日、君を送ったのも君と話しをするチャンスだと思った。」


「でも、あれは…心配してくれて…でしょ?」


「君に会いたくて、付き合いの飲み会も抜けて、こんな所までフラフラ来ちゃったし…」


「あれは…偶然じゃ無いんですか…?」


私の問いに彼は小さく鼻で笑うと私の頭をポンポンと撫でた。


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