誰よりも愛してる


「毎日の挨拶メールでも、俺には特別な物だったんだ。」


私も…同じだった。


気持ちは…同じだったんだ。


高鳴る胸に両手を重ねた。


「でもね、ダメみたい。」


「えっ?」


「君との繋がりがあれば必ず、もっともっと欲しくなる。

俺、わがままなんだな…。

だからさ今、ここで俺の事フってよ?」


そう言って笑った彼は、悲しいのを我慢してるように見えた。


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