誰よりも愛してる


助手席に乗り込んだ私はすぐさま携帯の時計を確認して、彼の横顔を見つめた。


「今日は何時まで一緒にいられますか?」


「…何時まででも大丈夫だよ。

辺見さんが望むまで一緒にいる。」


彼の手の平が優しく私の手を包み込んで、昨日の事がきっかけで


二人がいつもより大胆になってると感じてるのは私だけだろうか。


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