誰よりも愛してる


美沙子に打ち明けてる間に、いつの間にか少しだけ気持ちが楽になってたんだ。


一人でいい。


一人でも私の恋を見守っていてくれる人がいるなら…



私の恋は…


きっといつか


綺麗に水に流せるかもしれない。


なんて…


ほんの少しだけ


恋の終わりをちゃんと想像する事ができた。


< 291 / 392 >

この作品をシェア

pagetop