誰よりも愛してる


「矢口さんは割り切ってるくせに、こうやって私を心配して

息をきらして駆け付けてくれたり…

カッコ良すぎですよ…」


もらった冷えピタを手に取りながら


まるで独り言のようにボヤいた私に、彼は「中途半端でごめん。」と謝った。


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