Taboo Apple ~side Ryota~
それから数ヶ月。
久しぶりに兄さんの家を訪れた。
着崩してはいるが、一応はスーツだ
少し緊張した面持ちでチャイムを押すと、足音が聞こえると同時に扉が開き、兄さんと、恐らく再婚相手であろう女性が現れた
「いらっしゃい。龍太」
「兄さん。これ再婚祝い」
そう言ってラッピングされた箱を渡す。
出かけた時に彼女と、彼女お勧めの雑貨屋で選んできたペアグラスだ。
「さ、中に入って」
リビングにつくと兄さんは隣にいた女性の紹介をした
「えーっとこちらが再婚したあんずさん。言っていたとおりお前の3つ上だ」
「初めまして。あんずです。龍太さん」
3つ上だとは聞いていたが、雰囲気は実年齢よりも幼く見える
久しぶりに兄さんの家を訪れた。
着崩してはいるが、一応はスーツだ
少し緊張した面持ちでチャイムを押すと、足音が聞こえると同時に扉が開き、兄さんと、恐らく再婚相手であろう女性が現れた
「いらっしゃい。龍太」
「兄さん。これ再婚祝い」
そう言ってラッピングされた箱を渡す。
出かけた時に彼女と、彼女お勧めの雑貨屋で選んできたペアグラスだ。
「さ、中に入って」
リビングにつくと兄さんは隣にいた女性の紹介をした
「えーっとこちらが再婚したあんずさん。言っていたとおりお前の3つ上だ」
「初めまして。あんずです。龍太さん」
3つ上だとは聞いていたが、雰囲気は実年齢よりも幼く見える