今日も地球の上では☆2
薄暗い店内は、純さん以外、人の気配がしなかった。
でも、ドアの鍵は開いていたよね?
私が疑問に思っていると、急に店内の電気が点いて明るくなった。
「おやっ? こんな時間に誰かと思えば、珍しい客が来たもんだ」
えっ?
女性の声がして、声のした方を見ると、50代位の女性が奥のドアを開けて立っていた。
この方が、このお店のママさんなのかな?
今は営業時間外の日中だからかもしれないけど、トレーナーにジーンズと言うカジュアルな服装は、お店の内装と対照的でちょっとだけ違和感がある。
「昼飯、まだなんだけど、なんかある?」
えっ?
あ、あの……純さん?
何も昼食だったら、馴染みの店なのかもしれないけど、営業時間前のスナックに来るより、どこか他のお店でよかったのでは?
私が戸惑っていると、その女性は優しい笑顔で私を見てから、純さんに視線を戻した。
「うちは『スナック』で、『食堂』じゃないんだよ、ったく。しかもお連れのお嬢さんに、なんの説明もしないで来たんだろ? 何か作ってくるから、ちゃんと話してやんなさい」
「大丈夫、そのつもりだから」
純さんの返事を聞いて、その女性はクスッと笑い、奥のドアの向こうへ姿を消した。
でも、ドアの鍵は開いていたよね?
私が疑問に思っていると、急に店内の電気が点いて明るくなった。
「おやっ? こんな時間に誰かと思えば、珍しい客が来たもんだ」
えっ?
女性の声がして、声のした方を見ると、50代位の女性が奥のドアを開けて立っていた。
この方が、このお店のママさんなのかな?
今は営業時間外の日中だからかもしれないけど、トレーナーにジーンズと言うカジュアルな服装は、お店の内装と対照的でちょっとだけ違和感がある。
「昼飯、まだなんだけど、なんかある?」
えっ?
あ、あの……純さん?
何も昼食だったら、馴染みの店なのかもしれないけど、営業時間前のスナックに来るより、どこか他のお店でよかったのでは?
私が戸惑っていると、その女性は優しい笑顔で私を見てから、純さんに視線を戻した。
「うちは『スナック』で、『食堂』じゃないんだよ、ったく。しかもお連れのお嬢さんに、なんの説明もしないで来たんだろ? 何か作ってくるから、ちゃんと話してやんなさい」
「大丈夫、そのつもりだから」
純さんの返事を聞いて、その女性はクスッと笑い、奥のドアの向こうへ姿を消した。