今日も地球の上では☆2
いろんな感情が込み上げて来て、涙が自然に零れた。

その時。



「いい雰囲気のところ申し訳無いけど、部屋に食事の用意しておいたから、こっちで食べなさい」



あっ!

純さんのお母さんの声がして、私は我に返り、慌てて涙を拭った。



「サンキュー」

純さんはお母さんにお礼を言ってから席を立ち、私の手を取り引っ張った。



「俺の部屋でメシ食おうぜ」

そう言って歩き出す純さんにつられて、私も自然と歩き出した。



あれっ? そう言えば、私、ちゃんと挨拶していないよね?

どんどんお母さんに近付いていく途中、フッとその事に気が付いた。



でも、私がそんな事を考えてる間、純さんとお母さんが会話を始めた。




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