今日も地球の上では☆2
「でも……勘当していた娘の子供なんて、突然引き取る事になったら、それだけでも迷惑」

「んな訳ねーだろ? 本当に迷惑だったら、『一緒に暮らしたい』って言ってるお父さんに任せるだろう?」

「あっ」



言われるまで、そんな発想気が付かなかった。



「でもね、だって……」



クスクス



えっ?

私が戸惑って次の言葉を探していると、純さんが嬉しそうに笑った。



「『でもね』とか『だって』とか、いつもの風花なら言わないよな? 子供みたいで、可愛い」



うっ。

『可愛い』って純さんにはいつも言われてたけど、自分の気持ちを自覚してからは初めてで、急に顔が熱くなってきた。



「おやぁ? 初めての反応だなぁ」



ツンツン

純さんは、からかうような口調でそう言って、私の頬を人差し指で軽く突付いた。



ヤダっ、恥ずかしい。

どう返していいか分からなくなって、思わず俯いた。



すると。


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