今日も地球の上では☆2
「純一郎が話したの?」
「ちょっとだけですけど……」
「そう……私なんか、別にそんなやましい事が無いから、なんにも気にならなかったけどね。後から知ったんだけど、あの子の父親、浮気しててね……それがバレるんじゃないか、って思ってたみたいなの」
「そうなんですか」
子供の頃の純さんは、きっとお父さんが自分を避ける理由が分からなかったかもしれないよね?
淋しかったり……したのかなぁ……。
そう思うと、胸の奥がチクチクと痛んだ。
「風花さん」
そんな事を考えていたら、ママさんに呼ばれた。
「はい」
私が返事をすると……。
「私、遠回しな訊き方って嫌いだから、はっきり言うけど……風花さん、純一郎の事、男として好き?」
ドキッ
ほ、本当に『はっきり』言われて、心臓が飛び出るかと思った。
ついさっき覚醒した自分の気持ち。
声に出してしまって、いいのかな?
「ちょっとだけですけど……」
「そう……私なんか、別にそんなやましい事が無いから、なんにも気にならなかったけどね。後から知ったんだけど、あの子の父親、浮気しててね……それがバレるんじゃないか、って思ってたみたいなの」
「そうなんですか」
子供の頃の純さんは、きっとお父さんが自分を避ける理由が分からなかったかもしれないよね?
淋しかったり……したのかなぁ……。
そう思うと、胸の奥がチクチクと痛んだ。
「風花さん」
そんな事を考えていたら、ママさんに呼ばれた。
「はい」
私が返事をすると……。
「私、遠回しな訊き方って嫌いだから、はっきり言うけど……風花さん、純一郎の事、男として好き?」
ドキッ
ほ、本当に『はっきり』言われて、心臓が飛び出るかと思った。
ついさっき覚醒した自分の気持ち。
声に出してしまって、いいのかな?