鏡水
「疲れたでしょ?」「ええ疲れました」「東京からですからね」

「何か飲み物をお持ちします」「はい」「ちょっと待っててください」

「そういい終わるとおくからコーヒーをトレイに載せて持ってきた。

一口二口コーヒーをすすって深く息をした。

「ぼくはそろそろ雑誌の編集に取り掛かりたいのですが」「ええ、じゃあおくの書斎に通してあげて」「はい」

奥に入っていくと書斎があってそこには学習机がおいてあった誰かが使っていたであろう万年筆などがおいてあった

早速男は雑誌の編集に取り掛かった「忘れないうちにねこうやって書いておかないと」「大変な仕事ですね」「まあ」

「私は夕飯の支度に取り掛かります、今日は鍋でもしましょう」「何から何まですみません」

そう雪野は言い終わると奥のお勝手に入っていった

子気味良い包丁の音が聞こえてくる男は雑誌の編集にとりかかった

いく分かたったであろう、雪野がお勝手から出てきた

「用意ができましたからどうぞ召し上がってください」
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