鏡水
雪野はほんのり赤くなっている男はそれをいとおしそうに眺めた

「私少しよったみたいですの」「そうじゃあ休むといい」男は雪野の手をとるとおくの寝室につれていった。

雪野はパジャマに着替えて寝るしたくをしている。

男は急に雪野のネグリジェ姿を見てドキッとした。

ほんのり赤くなり夢心地の雪野にゆっくりキスをした、雪野はまだ夢の中にいるようだ。

「じゃあお休みなさい」「ああ、お休み」

男も寝室に行って用意されていたパジャマに着替えた、旅の疲れはずいぶん取れていた。

「ゆっくりと休んでくださいね」「ああわかりました」

そう答えると男は寝室に入っていった。

翌朝目が覚めると、鶏がけたたましくなく声が聞こえた。

(鶏?)

階段を下りて下に下がっていくと、そこはあたり一面の銀世界だった。


きれいだった。

こんな寒い日の朝は執筆活動がよく進む。
< 9 / 20 >

この作品をシェア

pagetop