地獄からのメッセージ




まさか、此処まで来るとは我ながら馬鹿げてる。


ランビットを倒した時点で終わりでも良かったはずじゃ…


そんな事を考えている内に、何時の間にかウトウトと眠りかけてしまった。


途中、ガタガタと言う音で目がさめた。


高速に乗っているわけじゃないから、至る所で工事していて、アスファルトの道の真中に穴なんかが幾つも開いている。


その穴の一つにどうやら嵌ってしまったらしいのである。


目を覚ました俺は、フロントガラスの先に見える景色の異変に気が付いたのはそれから暫くしてからの事である。
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