失われた物語 −時の鍵− 《前編》【小説】
XII.流れの中の葦






     XII.流れの中の葦



  おのれを撃つ者に頬を向け

    満ち足りるまでに

     辱しめを受けよ

 主はとこしえにこのような人を

  捨てられないからである


   (哀歌 第三章30・31節) 









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