おと
先生
高校入学
『やばい!おと急がないと遅刻だよ!!!』
『えー、まじ!?試験間に合うかな〜。』
今日は大事な高校入試。
あたしと中学の頃から仲良しの絢乃は都立1校しか受験しないと決めていた。
つまりこのA校にかけている。
しかも、既にA校の推薦試験に落ちているため今日の一般試験を落とすわけにはいかない!!
『絢乃!上履きに履き変えなきゃ!』
『あ、そうだ!忘れてた』
あたし達はすぐ上履きに履きかえて階段を駆け上がった。