引っ越し
俺は両親の仕事の都合で何もない村に引っ越すことになった…村の名前は…鬼塚村…不気味で変な名前の村だ…

今俺は電車を何本も乗り継ぎ村に向かっている…

村に着き母親と転入先の学校に向かい

『すみません…明日からお世話になる神楽優也の母です…』

『いいえ…遠い所ご苦労様です。君が優也くん?貴方の担任の水城さやかです。』

『あっ…はい…』

『こら優也!!ちゃんと挨拶しなさい!!先生すみません…』

『大丈夫ですよ…優也くんも都会からこんな田舎の村に引っ越して戸惑ってるだけですから…』

『本当すみません…』

転入手続きが終わり…学校を後にした…

家に帰って荷物を運び終わり父親に…

『なぁ…父さん…山と畑しかない村でどんな仕事があるんだよ…』

『な~に言ってるんだ?いい村じゃないか~父さんは…自然の管理をする仕事をしてるだぞ?』

『そうよ~自然に包まれて空気もおいしいし、いいところじゃない~?村の人たち親切だし…そう言えばお隣さんからこんなに野菜もらっちゃった。』

両親はこの村を気に入ってるらしい…

次の日俺は学校に登校した…

この学校は村の人口が少なく小学生・中学生が1つのクラスになっていた…

先生と教室に入り…

『みんな静かに~!今日はみんなに新しいお友達を紹介します~さぁ…優也くん…』

『今日から…転校してきた…神楽優也です…よろしく…』

クラスのみんなはニコニコして嬉しそうだったが…俺は何も楽しくないし…うんざりしていた…

『じゃ~優也くんは…あそこの席で…』

無言で席に座るすると隣の女の子が

『よろしくね、私は水野遥、遥って読んで』

すると前の席の女の子も…
『同じ年は私達だけなんだから仲良くしょ~ね~私は松島有里沙よろしく』

その時はうなずくことしかできなかった…
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