7つ上の翔太先生。
「じゃぁ、お疲れ様~」


先生はペコリとお辞儀をする。



「あっ、お疲れ様でした!!!」


私もつられてペコリとお辞儀をする。



先生が私と正反対の方へ行った。



ガヤガヤした駅で私は現実に戻る。











―――幸せな時間はもうおしまいだよ。













そう言われている気分だった。



そうだよね。



生徒と先生の関係なんだよね。











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