7つ上の翔太先生。
私は寒い自分の部屋で年賀状を書き始める。




自分の部屋といっても妹の絢(Aya)と同じ部屋。



「さてと。」




と私はボダボダのパーカーを肘の辺りまで上げる。



今回のデザインは特になし、


うさぎの絵が描いてある年賀状。


去年までは私と絢の写真が載っていた年賀状だったけど。


今年は夏休みにどこか特別に出かけたわけでもない。




出かけたといえばアイドルのコンサート。



でもそのときは時間がギリギリで撮らなかった。








まずは…翔太先生からの年賀状を書き始める。



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