7つ上の翔太先生。
夜も…手帳を開いて先生から来た年賀状を眺めていた。



先生の字は……綺麗でも汚くも無い字のバランスで、



とってもはらいととめがしっかりしている少し癖字。




私はそんな字が大好き……



先生の嫌いなところはないと言ったら少し大袈裟だけど、




それだけ、大好きなんだ。




先生のことだけでも軽く1時間は話せる。




そんなことを考えていたら…いつの間にか涙が止まらなかった。




ポタポタと頬からシーツに伝う涙は…





『嬉し涙』
< 175 / 273 >

この作品をシェア

pagetop