7つ上の翔太先生。
案の定…瑠璃に聞かれた。



「何故に"燃ゆる思い"を……??」



「……選んでもらったんです!!!!」



なんて私の顔がニヤニヤになっていく。



「もーーーどんだけ幸せなんっすかっ!たいちょー」



たいちょーというのは、瑠璃が勝手につけたあだ名のようなもの。




「だぁーーー……幸せじゃないっつーの///」



自分でも顔が赤くなるのがわかる。



「お幸せに。」



と瑠璃は席に戻った。




「だから…幸せじゃない…ってば。」





そう呟いた。




あの習字がとんでもないことになるなんて思ってもいなかった。








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