7つ上の翔太先生。
プリントを持って多田先生の空きを狙って行った



「先生―――」


と私は手をヒラヒラさせながら先生のところへ行った。



顔を上げ私を見る、


ドキッ


先生…かっこよすぎます。


倒れちゃいそう……


先生また背伸びたかな?


そりゃ…171センチもあるもんね。


でもこの前…男子の平均身長がギリギリだって



言ってたっけ?


たしか私が先生に


『身長ください』って頼んだときに教えてもらったんだ。


私と並んだら…完全にお兄ちゃん。


だって…19センチも違うんだもんね……



「どうした?」


と先生の声で我に戻る。


「…あっ…あ…あの…ですね。この問題。………わかんないです。」





と打ち明けた。







< 196 / 273 >

この作品をシェア

pagetop