7つ上の翔太先生。
テストまであと2週間。



そして、女子の勝負DAYが近づいていた。




”バレンタインデー”



街はピンク色に染まり、看板には『バレンタインデー』と書かれたものが幾つか並んでいるお店がある。



「もうすぐバレンタインデーか…」


と手を擦り合わせて、マフラーで寒さを凌ぐ……



先生は…チョコレート好きかな?


とか、当日に渡せるかな?


とか…どんどん妄想が膨らむ。



パウンドケーキ?それともチョコレート?トリュフ?クッキー?




テスト勉強をしながら、ウキウキしていた。



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