7つ上の翔太先生。
「よーし、帰るかな……」


と先生は私から離れて椅子から立ち上がった。




「……あ…。」


咄嗟に出てしまった声…、




「はぁーお腹すいたなー帰ったらなんか食べよっ。」



と自分のペットボトルを取って先生は手前の部屋に荷物を取りに行った。



私も先生と同時に鞄に荷物を詰めた。




「……さよならぁー……」


「はいっ、さよーならー」


と塾長は私に言ったと同時に、多田先生の声と被る。



「お疲れ様です。」



私は先生を待っているかのようにバス停の時刻表を確認した、







今日も一緒に帰ってくれるかな???






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