7つ上の翔太先生。
「これ、わからないです。」



私が指した問題を先生は確かめる。




確認してる間私は先生の横顔を見た。



ドキっ……



カッコいいなぁ…とつくづく思ってしまう。




友達には、



「あの先生の何処がいいの?」


「あんな先生やめなよ。」


「年の差恋愛なんて辛いだけだよ。」


そんな友達の言葉も耳に入らない。









「これね、ここが違うから…席戻って待ってて。」






私は間違っている問題を消しながら先生を待っていた。








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