7つ上の翔太先生。
ドキドキドキ


あの笑顔で…あんなこと言われたら…



もう…私崩れちゃう。



既に壊れている私は時間をふと見た。




その時多田先生と目が合ってしまった。



ドキドキドキ



目を逸らした私に気づいて先生は私の隣の席に座る。



もう……これ以上私を興奮させないでよ……







「大丈夫?」



私を覗き込むように先生は言った、





極力目を合わせないように、




「出来てるところだけ丸付けてもらえますか?」



なんて先生に言った。



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