7つ上の翔太先生。
大好きな先生と英語のプリントを終わらせながら2時間が経った。


「はぁ~終わったぁ…」




そう言いながら帰りの支度をしていた。





塾長の居る部屋に行くと多田先生も帰りの支度をしていた。


先生はベージュのような茶色のような上着を着ていた。


片手には革のバックとダークグレー?っぽいマフラーを持っていた。





いつもとは違う感じの先生―――


カッコよすぎるよぅ……


どこまで私を興奮させる気?!


なんて私は妄想に浸っていた。



「塾長~また来週の水曜日来ます。」



そう塾長に告げた。




そして…荷物を取りに隣の部屋へ戻った。




「さいならー」と塾長に挨拶をして帰ろうとしたとき…





「もう帰るんだ?」



< 69 / 273 >

この作品をシェア

pagetop