7つ上の翔太先生。
「ええ?!一緒に帰ったの?!」


瑠璃は驚くようにそう言う。



「ちょ…声……///でも…帰ったって言うの?」



なんて瑠璃の机に椅子を持ってきて話していた。




「言うよぉー帰ったの…ズルイ。」



瑠璃の頬にできる笑窪が目立ってきた。




私はそれが大好き。




「瑠璃だって…勉強いっつも教えてもらっててさ…しかも、毎日会えるんだよ?」


と返した。



そしたら…意外な答えが戻ってきた。



「毎日会えない方がいい、萌依の方が羨ましいよ。」



なんて言われた。





瑠璃がそんなことを言うなんて考えてもいなかったから…




熱でもあるんじゃないかと思った。



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