7つ上の翔太先生。
そして…小山に先生が好きだということがバレてから数日が経った。


クラスでは・・・年賀状交換のため住所を聞きあっていた。



「萌依ー住所教えて!!!」



って寄ってくるのはもちろん瑠璃、


「あっ、うん。」


そういって私は住所を書き始める。




………あっ!!!!!



私は住所を書いていた手を止めた。


「どした?萌依?」



そっか…メアド聞くのはやめよう。


…住所を聞けばいいんだ。



なんて先生に住所を聞いている自分を妄想していた。



「萌依?」


とまた我に戻る、


「あっ、ごめんごめん。」



なんていいながら住所をまた書き始める。
< 80 / 273 >

この作品をシェア

pagetop