君は僕の玩具
奇妙に思いながらも中の紙を読む。




大好きな君を

僕の玩具に。




真っ白の紙に書かれていたのはたったこれだけ。

「何、これ?
意味分かんない。」

私はテーブル兼こたつの上にヒラヒラと手紙を落とし私はもう一度ベッドに潜り込んだ。

ひとつ欠伸をして電気のリモコンを手探りで掴み部屋を真っ暗にした。

明日は大学だなぁ。
ちゃんとアラームしたっけ……――

私の意識はそこで途切れた。
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