【短】ずっと
初めて出来た親友を失いたくなかったから…ご…べんね…。」
気がついたら、涙が出てた。最後が変になってしまった。
実桜も泣いていた。
起き上がって、いきなり私を抱きしめた。
そして
「よしよし。よく言ったぞ。エライ。薄々知ってた。花恋の記憶のこと。
だって親友だし。
それに、アンタが言わないなら聞かないって思った。でも、花恋の役に立ちたいの。
協力したいの。少しでも楽にしてあげたいの。
アンタは私の一部。苦しみも悲しみも2人で味わうの。ね?」