俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

変な顔!?


「普通ですよ! さもなくば元々変な顔なんですっ」


「あっそ」


くーーっ!

先輩のばーかばーかっ。


ダンダン音を立てて飛び跳ねた。



「…どこ行ってたんですかぁ」


頬を膨らませながら、先輩の後ろから聞く。

一瞬の間を置いて、「……トイレ?」となぜか聞き返してきた。


なんか……。

なんていうか……。


「…嘘にしか見えな」


「飯」


ごまかした!!

ずえったいごまかした!!

え、なんで嘘つくの?


「せんぱーい。なにやってたんですか? ねえねえ」


「なんでもねぇよ。早く飯」


にゃは~~♪

焦ってる可愛い!


< 127 / 332 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop