俺様狼と子猫少女の秘密の時間②
「お、おはよございます…?」
「…うん」
……。
きゅうううううんっ。
なにっ!
なにこの可愛さ!?
やだぁ❤
やだもう❤❤❤
あんまり可愛すぎて、上半身を起こした先輩に飛びつくように抱きしめた。
その勢いで、ドサッと後ろに倒れる先輩。
「…襲うわけ?」
「みゃっ。違うもん」
そうは言いながらも、しがみつく手は離さない。
くすくす笑いながら、先輩も抱きしめ返してくれた。
「……お前って意外と積極的だよな」
「そっ……」
そんなことは…。
「つーか何気に抱きつき魔」
え"……。
「…先輩のキス魔だけで充分だよ」
魔物そんなにいらないよ。