俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

「先輩最近なんなんですかぁ…」


キス魔なのは前からだけど…。

すぐえっちしようとしたり、胸触ってきたり。


「……発情期?」


自分でなに言ってんだこの人。

何気にものすごい爆弾発言だよちょっと。


「まあそういうこともあんだよ」


なくていいし!


「確かに…」


おっ。認めた?


「もう時間ねぇな」


「……」


ダメだわ。

こんなの、あたしの先輩じゃない。


「…なにやってんだ。さっさと着ろ。帰んぞ」


イラッ!

今ちょっとイラッときたんですが!?

うがーっ。なんだその言い草~!

あなたが脱がしたんでしょあたしの知らないうちに!


「はい…。そですね…」


…一言も言えない自分が情けない…。

満足そうな先輩の顔が何気にムカつく…。

でもかっこいい…。

それがまたムカつく…(二回目)。


< 238 / 332 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop