俺様狼と子猫少女の秘密の時間②

よくわからないまま頷けば、「よし」となにやら満足げな声がし…。


「え"っ……」


だいぶくたびれているソファに、あたしの背中は押し付けられた。


「な、なにするの~っ」


「なにって……食後の運動」


「……」


くぉいつぅ。


「せせせ先輩……きっ、きのーも…」


「昨日は昨日」


…おおう。

なんともまーポジティブな思考の持ち主でってばか。

…違うでしょ!!

い・ろ・い・ろ、違うでしょ!!


「あ、あのですね? きょーは女の子の日で…」


「先週もそう言ったろうが」


「あ」


……ありー?

あはは、はは…。


…だだだだって学校でなんてはっ、はっ、恥ずかしすぎて…その…。


「じゃー家で」


「あーそれなら…」


……ん?


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