幼なじみ~伝えきれない想い~(短編)
一大イベントもひと段落してとうとうあたしたちのライブが始まる

もう、ドキドキしてるでもそれよりも、楽しみのほうが多い

あたしたちにも、ファンが、いてすごく温かく応援してくれてるんだ

「優、ライブ始まるからそろそろ行くよ!」
麗華に呼ばれてあわてていった・・・

「みんなぁ~盛り上がってるか??」
奏の言葉で観客は、盛り上がる!!

「じゃあ、1曲目からいっこか!!優いくよ~」
麗華の声に、あたしは元気よく返事をした

「うんっ!」
1・2・1・234の声で、みんなのテンションが、上がる

〝会いたくて君の声が聞きたくて
 何度も願ったのに・・・
 君は気づいてもくれないんだもん
 ひど~い
 とか思っちゃったりして
 でも何年君思い届けても
 かなわないんだよね
 だって、君には、好きな子がいるんだもん
 君に振り向いてもらえるように頑張るから
 覚悟しておいてよね・・・・〟

1曲目、2曲目と終わっていき最後の曲になった・・・


「みなさん、もう最後の曲になったちゃった」

「え~!!」
みんな残念そうに、してくれるからうれしいんだ

「ありがとう!!最後の曲は、〝君の隣で〟」

〝いつも一緒にいた
 君となりで
 泣いたり、笑ったり
 いろんな時を過ごしたね
 ときどき見せる悲しそうな顔に
 吸い込まれそうになるけど
 もし、別れが来るとしても
 あたしは、君を忘れない
 君の半透明なこころが
 見えないつかみないよ〟

そして、文化祭は、終わった・・・

< 6 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop