─侵食─悪魔のような男

咲は心配していたが一度ここに来て安心したようだった。



「マスターも良い人だし良かったぁ」



ホッと胸をなで下ろし「また行きたい」そう言っていた。



でもあたしには不思議に思う事もあった。



お客さんが沢山来るわけでもないのに、バイトなんているのだろうか?



マスターに聞いてみると、こうかえされた。



「僕がコーヒーを持って行くより、若い子が持って行った方がいいだろ?」



若い子…それが最初からあたし限定だとゆうことに、その時はまだ気づいていなかった。
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