─侵食─悪魔のような男

確かに彼女は魅力的な女の子だ。



劉兒がはまるのも解る気がするが、コイツはやはり"狂愛主義者"だな…



暢は心の中でそう呟いた。



─その頃ユウリは…



学校の教室で、嬉しそうに咲と放課後の相談をしていた。



「ねぇ咲ー放課後どうしょっかぁ♪」



何時もと違うユウリのテンションに、咲は驚いていた。



「ユウリどうしたのよ…何か何時もと違うけど?」



「んっ!そうかな…今日は咲と遊べるからかなぁ」
< 115 / 434 >

この作品をシェア

pagetop