─侵食─悪魔のような男
┼見初められた少女┼
ユウリの生活の全てが、彼の監視下にあったなんて誰が思うだろう?
劉兒はユウリを一目見て「自分の物にしたい」と言った。
それも街を歩くユウリを一瞬見ただけで。
『調べろ…』
そのたった一言で、少女の人生は大きく狂うこととなった。
『劉兒さん…わかりました…名前は「南 ユウリ」18歳、両親とは死別、1人暮らしで"龍王"の一也の通う学校にいるようです。幸いクラスも同じようで…』
『手はず通り動け…』
『わかりました』