─侵食─悪魔のような男

うっかりしていた…着替えの用意も忘れてお風呂に入ってしまった。



「まぁいっか…劉兒も遅くなるって言ってたし…」



まだまだ帰って来ないだろう…ユウリは特に気にすることなくのんびりと構えていた。



「んーいい香り♪」



薔薇の香りの入浴剤はユウリのお気に入り。



大好きな香りを身に纏い、ユウリはバスローブ一枚を羽織ってバスルームを後にした。



お風呂上がり、喉の渇きを潤す為ユウリはキッチンに向かった。
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