─侵食─悪魔のような男

掌に感じるユウリの柔肌に、昨夜の乱れた姿が脳裏をよぎり身体が欲する。



顎を掴みくいっと上げさせると唇をペロリと舐める。



「はぁ…ん…」



甘い吐息が漏れ唇が開くと舌を差し込んだ。



「んっ…ふっ…あっ…」



「ユウリ…もっと舌絡めて…」



劉兒の言うとおりに、おずおずと舌を絡めていくユウリ。



「むっ…ふっ…んっ…ふぁっん…」



ユウリの身体がまた熱をおびる。
< 151 / 434 >

この作品をシェア

pagetop