─侵食─悪魔のような男
┼星空の下揺れる心┼
朝日に照らされる山々を眺めながら、ユウリは昨夜の事を考えていた。
何故だかいつも以上に目が冴え、眠れなくてキッチンにお水を飲みに下りた。
「はぁー…」
そっと窓を開けテラスに出てみた。
「さむっ…」
都会では見えない満点の星空を見上げる。
「…綺麗」
「眠れないのか?でも風邪ひくぜ…」
「…あっ…もう…はい…っ……///」
「もう入る」言いかけた時…
ふわり…と正也に後ろから抱き締められた。