─侵食─悪魔のような男

「永遠なんて無いのよ…人の気持ちなんて変わるでしょ?劉兒だって…」



「俺の気持ちは変わんねー」



「そんなの信じない…いつかあたしを捨てるわ…そしたらまた1人になる…だったら最初から1人でいた方がいい」



「そんな悲しいこと言うなよ…」



「誰かを愛して裏切られて…もう1人ぼっちはいやなの…劉兒には解んないよ」



「あぁ…俺には解んないよ1人ぼっちの辛さなんてな…でもな裏切ったりはしねー絶対だ!死ぬまで愛してやる!お前にその覚悟はあるか?」



じっとユウリを見つめる目は真剣そのものだった。
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