─侵食─悪魔のような男
あたしがあんな事言ったから…
「暫く劉兒とはしないから!」
どうしよう…
ユウリの身体は劉兒を求めていた。
心は満たされていたが、身体は満たされていなかった。
「あたしったら女の子なのに…でも…」
"愛してる"この気持ちと共に深く繋がりたかった。
ベッドに寝ころんで抱き合っていたが、ユウリは意を決して自分から口づけをせがんだ。
「劉兒…キスして…」
瞳を潤ませ上目遣いでキスをせがまれ、欲情しない訳がない。